受付時間/9:30〜20:00まで

スタッフブログSTAFF BLOG

執行役本店店長 湯澤 淳二

相互関税と住宅ローンの金利

湯澤 淳二

2025.04.12

茅ヶ崎本店の湯澤です。


私事になりますが、2人の愛娘が本年度、無事入学を致しました!

入学式当日は桜も満開な状態で「入学式」と言う雰囲気を凄く感じられた日となりました。

新たなスタートとなる2人の娘にとっては緊張もありドキドキが止まらなかったと思いますが、

その一方で楽しみもあると思うので頑張って通学して欲しいと思っております。

今回は話題となっている「相互関税」と「住宅ローンの金利」について書きたいと思います。

先ず「相互関税」についてですが、アメリカは輸入製品に対し「無関税施策」を長年続けた結果、大きな貿易赤字を抱えている現状です。それに対し日本はアメリカからの輸入品に対しても関税を掛けています。

なので簡単に纏めると、アメリカが貿易相手国(日本など)と平等な関税率を要求し、

その国の貿易障壁や規制の高さに応じて関税を設定すると言った政策です。

そして日本に対しての関税率は現在24%と発表されております。

この24%と言う数字は、「アメリカにとっての非課税障壁を考慮すると、日本はアメリカに対して46%の関税を課していることに相当する為だ」とし、これからは46対24にしまっせ!と言う政策です。

実施されてしまうとアメリカを輸出主要国の1つとしている日本にとってはかなり大きな影響が出てしまいますね。

どの様な影響を日本が受けるか?と言うと、アメリカに輸出する日本製品に対して追加課税が課される訳ですので、製品価格は必然的に上昇し、競争率の低下も懸念される事となる為、企業の競争力も大きく低下してしまいます。

更にアメリカ企業は日本製品が価格上昇してしまうと、仕入れコストが増加してしまいます。

その結果、価格転嫁を試みることとなると、日本製品が価格競争において不利な立場となる事も予想されます。

特に自動車は全体の3割を占めており、電子機器など日本が輸出する主要製品が、関税により大きな打撃を受ける可能性もあります。

安部政権の際、自動車については「無関税」と言う約束もありましたが・・・


4/9日本への相互関税、24%から10%に、上乗せ分については90日間停止すると発動初日から早々に発表しております。

で、次に「住宅ローンの金利」についてです。

「相互関税」による日本のGDP押し下げ幅は0.5~1.5%と予想されております。

上記でも記載しました通り、景気が悪くなってしまうと予想できまる結果からだと思います。

なので巷では「関税ショック」等が起きる、とも言われております。

「リーマンショック」が2008年9月5日にあり以降、住宅ローンの金利が下がりました。

現在の借入率が約68%程度と言われている「変動金利」については2.875%から2.475%へと下がりました。

0.4%DOWNです。そして、今回の利上げまで金利変動のない時代が長く続いていました。

今回「関税ショック」が起きた場合はどうなのか?と言うと、正直専門家の意見を聞いても半々です。

5月には下がると予想される方もいれば、1月に行った日銀の利上げによって上昇することが決定しており、これを停止することもはないと言う意見もあります。

その中でも長期固定金利については若干の低下を予想し、変動金利については横ばいと言っている方が多い感じです。

4月度から更に変動金利の基準金利を引き上げた金融機関も何行がございましたが、

今でも低い金利を提示している金融機関は、基準金利をまだ上げていないだけなので、

なので最終的には基準金利は並ぶけど、まだ並ばないでいるだけです。

変動金利は景気に左右される金利と言われますが、「相互関税」が発動された場合、今後はどうなのでしょうか?

景気が悪くなると言う事は予想できますが・・・

不動産のプロとしても、今の状況はであれば適格にお伝え出来ますが、先の事は予想程度となってしまいます。

ですが、不動産をご購入される際も「売っている物件」しか買えません。今後も売りに出てくるのは確実ですが、お客様のニーズに合うか否かは不明です。

ですので不動産をお探しの方は「今見たもの」で良い物件があれば購入される事をお勧め致します。

湘南の不動産はフォーシーズンズランドにお任せくださいませ。


湘南エリアに精通したスタッフがご対応させていただきます。



「劇的」湘南

茅ヶ崎本店 ゆざわ

スタッフプロフィール

湯澤 淳二のブログ

執行役本店店長湯澤 淳二

出身は東京となりますが、湘南エリアに移住して早22年が経ちます。湘南エリアには精通しておりますので、私であれば不動産と住環境の両面からお手伝いが可能です。プロとしては勿論ですが、二児のパパとしてパパ目線でのお手伝いもお任せください。

プロフィールをチェック >

このスタッフのブログ一覧 >