湘南暮らしのエトセトラ

新築を建てるならしっかり考えよう家事動線

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憧れのマイホームに夢を持つ人は多いでしょう。海が見えるテラスや、お洒落な外観のマイホームに胸を躍らせることは誰しもあるはず。豪華なシステムキッチンやバスルームなどの設備もはずせません。
また、忘れがちですが大切なのが家事動線です。家事動線を考えた間取りとそうでない間取りはその後の暮らしの便利さが全く違います。これから家を建てる人も、まだ夢の段階の人も家事動線について考えてみましょう。

家事動線をしっかり考える必要性

家の間取りを考えるとき、部屋の広さや日当たりばかりを気にしていませんか。図面を見たときには家事動線をイメージしてみてください。

例えば洗濯機から洗濯物を干すまでの動線、お料理してから食卓へ運ぶまでの動線はどのようになっているでしょう。洗濯物を干すまでの間にドアがあると邪魔ですし、お料理を運ぶ間に部屋があるのも不便です。これが障害物なく直接移動できるだけでも家事時間の短縮になります。
もちろん短縮できるのは数十秒程度かもしれません。しかし、これが数十年続けば大きな違いになります。さらに高齢になった時、家事動線が悪いと足腰の負担にもなりかねません。移動距離を減らして効率よく家事をするには家事動線の配慮が必要なのです。

家事において大切なのは効率だけではありません。例えば目が離せない小さい子どもがいる家庭。お料理しているちょっとの間でもイタズラをしているかもしれません。例えばカウンターキッチンからリビングを見渡すことができれば、子どもを視界に入れたまま家事をすることができます。

自分の生活パターンから必要な家事動線が見えてくるはずです。家の間取りを考えるときには、実際に暮らしている様子をイメージするようにしましょう。

家事も効率的に行うための家全体の動線の考え方

家事動線を考えるということは複雑な家事動線の間取りを組むことではありません。むしろ家事動線で大切なのはシンプルさ。家事動線を考える際には、はじめに間取り図を見て家事動線の線を引いてみてください。家事動線を引いてみてくねくねと曲がった線や、無駄に部屋を横断する線はないでしょうか。もしあれば、それが家事動線の非効率な部分です。この線を整理して極力シンプルにすることで効率よく家事に取り組むことができるのです。

線をシンプルにした後は時間の概念を入れてみましょう。例えば家族が寝静まった後に帰宅する人がいるときは、物音で起こしてしまわないように部屋を離すといいでしょう。早朝に起きるという人も同様です。

動線を考える際にはどの家事に着目したら良い?

家事動線を考える際の家事とは毎日欠かさず行う活動を言います。具体的には料理や洗濯が挙げられます。さらに重要なのが身支度の家事動線。着替えや洗顔、さらに家を出るまでの動線が効率よくないと、朝の時間もあわただしくなります。帰宅時も同様です。帰宅して着替えて荷物を所定の場所に置くまでをイメージしてください。家事動線と言われて見逃しがちですが、人の出入りも毎日のこと。効率よい暮らしのためには必ずチェックするようにしましょう。

洗濯の家事動線の考え方

家事動線の中でも移動距離が長いのが洗濯です。洗濯機に洗い物を入れて洗濯、洗濯カゴを使って干します。干した後は取り込んでから、収納するまでのステップがあります。

洗濯機は一般的にバスルームに配置されます。干す場所も日当たりがいいバルコニーなどが多いでしょう。
しかし、家事動線に階段が入ってしまうと負担が大きくなります。できるだけ洗う場所と干す場所を直結させるようにしましょう。バスルームとバルコニーを直結させるほか、室内干しできるサンルームがあると途端に動きやすくなります。屋上やウッドデッキを利用する方法もあります。

布団を干すときや、取り込んで収納するときのことも考えましょう。各自の部屋から布団を運び出すのは大変。各部屋で布団を干せるようにしておくと便利です。洗濯物の収納も各自の部屋に運ぶか、家族のクローゼットを作るかなど方法は家庭によって違います。どの方法が自分の家庭に向いているか検討しましょう。

料理の家事動線の考え方

お料理は調理中だけではありません。買い物から始まって、調理後に食卓へ提供して片付けるまでがお料理です。玄関からキッチンの冷蔵庫、キッチンからリビングまでの動線を考えてみましょう。カウンターキッチンやアイランドキッチンはキッチンまわりが動きやすく動線も短くなっておすすめです。

キッチン自体の作りも家事動線には大切です。キッチンで特に行き来する機会が多いのがシンクと冷蔵庫、ガスコンロです。この3つの距離を短くすることで格段に料理の効率が良くなります。
動きやすいキッチンは料理が楽しくなるとともに、最強の時短アイテムです。料理が苦手な人もテキパキ動きやすいキッチンならヤル気がわいてくるでしょう。

出入りの家事動線の考え方

生活しやすさを考えるために特に重要なのが玄関の配置です。玄関は毎日の出入りをする場所なので使いやすい位置に配置しましょう。例えば、買い物をして帰ったあとに買った品を冷蔵庫にしまいやすい場所、もしくは部活帰りに汚れ物を出して着替えしやすい場所などの要望があるはずです。パントリーや家事スペースを作るという選択肢もあります。外出から帰った時、これからゴミ出しをするときなどいろいろなパターンで出入りの動線をイメージしましょう。

特に一戸建ての住宅は家事動線によってライフスタイルが大きく変化します。その家族のライフスタイルによって最適の間取りは違うでしょう。家は大きな買い物ですし、建築後は数十年住むことになるので、新築家事動線は熟考して決めてください。今後のライフプランや、数十年後の家族構成まで考えて検討するようにしましょう。

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