シロアリに気をつけよう!中古物件購入時に注意すべき点
中古物件を購入しよう
2020
中古物件は新築と比較して価格が安いことから、中古物件の購入を検討している方は多いことでしょう。しかし、中古物件は傷みがありますので修繕などが必要になります。そして、中古物件の場合は修繕以外にも注意すべきポイントがあるのです。それはシロアリの被害です。中古物件はシロアリ被害を受けていることもありますので、事前に確認をする必要があります。しかし、どういった中古物件にシロアリが侵入しているか分からないもの。そのため、こちらでは中古物件購入時に確認すべきシロアリ被害の確認方法やシロアリの対策について解説をいたします。
中古物件購入時にシロアリ被害を確認しておく必要性
中古物件は新築物件と比較して安いため、中古物件を選ぶ方は珍しくありません。しかし、中古物件によってはシロアリの被害を受けていることも考えられます。それでは、シロアリ被害を受けた中古物件はどうなってしまうのでしょうか。
シロアリは地面に巣を作っていますが、地面に出て木材を食べているのです。そのため、シロアリ被害に遭ってしまうと、床にたわみが生じてしまいます。そして、住宅の基礎部分にも食害が出ることも多く、これによって住宅の強度が大きく弱まってしまうのです。これを放置していると床が抜けてしまい、下地から張替えをしなければなりません。特にキッチンやトイレなどの水回りはシロアリ被害に遭いやすい場所なので、床のたわみがないかチェックをしましょう。そして、住宅の柱や梁がシロアリ被害を受けることもあるのです。柱や梁が傷んでしまうと住宅が傾き、最終的に倒壊することもあります。
このように、シロアリ被害を見逃してしまうと、家の劣化、破壊につながってしまいます。購入前・購入時にはしっかりと確認をしておくことが大切と言えるでしょう。
中古物件購入前のシロアリ被害の確認方法
中古物件の購入においてシロアリ被害は避けたいものですが、どうすればシロアリ被害を確認することが出来るのでしょうか。まずは物件資料をチェックしましょう。これまでにシロアリ被害に遭ったことのある物件は、それを通知する義務があるのです。物件資料に記載されているので、それを必ず確認してください。
しかし、必ずしもシロアリ被害に気づいているとは限りません。知らず知らずのうちにシロアリが侵入していることもあるのです。そのため、床のへこみや柱をチェックしましょう。また、予防駆除の施工跡やシロアリ被害が柱に見られる場合は要注意です。床がへこんでいる場合もシロアリが侵入している可能性があります。ほかにも、風呂場やトイレ、キッチンなどの水回りは要注意です。
さらに、表面に問題が無かったとしても、内側にシロアリ被害が起こっていることもあるのです。そこで、気になる部分を叩いてみましょう。そこで軽い音がするとシロアリの可能性があります。目の届かない場所のシロアリ被害の進行が分かりませんから、床下調査などをする必要もあるでしょう。
シロアリ被害がでやすい物件・場所とは?
中古物件購入前にシロアリのチェックは欠かせないものですが、シロアリ被害が出やすい物件はどういった物件なのでしょうか。やはり木造物件はシロアリ被害に遭いやすくなってしまいます。そのため、木造物件を中古で購入しようと考えている方は注意しましょう。しかし、鉄筋だったとしてもシロアリ被害の可能性があります。
また、これまでのシロアリ被害は南の暖かいエリアに起こっていました。しかし、現在は温暖化が進んでいることから、シロアリの生息区が北上しているのです。そのため、いくら北のエリアだからといってシロアリの被害が無いわけではありません。必ずシロアリ被害のチェックをしましょう。特にトイレやキッチン、風呂場などの水回りは要注意です。そして、近年は外来種のシロアリ被害も見られます。柱や天井裏だけでなく、家具やピアノに被害が起こることもあるのです。
シロアリの防蟻処理の効果とは
シロアリ対策は自分で簡単に出来るものではありません。そのため、防蟻対策をするのであれば専門の業者に依頼をしましょう。しかし、こういったシロアリ駆除業者の料金設定はバラつきがありますので、複数の業者から見積もりを出してもらって比較してください。また、シロアリ駆除をしてもらうことでシロアリ被害を防ぐことが出来ますが、いつまでも効果があるわけではありません。5年程度で効果が無くなってしまいますので、定期的なシロアリ対策をすることが大切です。
シロアリ駆除の薬剤も販売されています。ホウ酸団子のようにエサを利用したものもあればスプレーで侵入を防ぐタイプもあるので、用途に合わせて選びましょう。しかし、こういった薬剤でも効果が感じられなかったら、害虫駆除業者に依頼してください。
中古物件の購入を検討している方は少なくありませんが、そこで重要になるのはシロアリ被害です。シロアリ被害で物件購入を失敗しない為にも購入前・購入時にしっかりと確認をしておきましょう。シロアリとは床や柱、梁などに食害を与え、床や柱がボロボロになってしまいます。そして、そのままにしておくと住宅が倒壊することもあるのです。まずは、床に不自然なへこみが無いか確認しましょう。そして、柱などを叩いてスカスカの音がした場合は危険です。過去にシロアリ被害があった物件は物件資料にその旨が記載されているため、チェックもしておきましょう。
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