湘南暮らしのエトセトラ

中古住宅を内覧する際のチェックポイントとは?

中古物件を購入しよう


人生で一番大きな買い物である「自宅」を購入するには、多くのお金を必要とします。新築の家を購入するだけでも相当の金額が必要になり、ましてや新しく家を建てようとすると、それ以上の費用を必要とします。そこで最近人気となっているのが、「中古住宅」です。そこで今回は、中古住宅を購入する際の「内覧」に焦点を当てて詳しく紹介します。

そもそも内覧とは、「入居前の家のチェック」のことを指します。人生で一番大きな買い物であるからこそ、しっかりと内覧をして、その住宅が本当に今後一生住んでいけるものなのかを判断しましょう。

中古住宅の内覧をする際の室内のチェックポイント

まずは、中古住宅を内覧する際に、室内のどこをチェックすれば良いのかを確認します。些細なこともありますが、今後の生活のためにも、すべての項目を確認するようにしてください。

窓ガラスの大きさや位置、日当たり

不動産会社の物件情報を見ると、「南向き日当たり良好」と書かれているものもあります。しかし、どれだけ自宅自体が南向きであったとしても、窓ガラスの位置や大きさによって、日当たりは大きく変わってしまいます。場合によっては洗濯物が乾きにくくなってしまうこともあるでしょう。必ずチェックするべきポイントの一つです。

収納スペース

収納スペースも内覧する際には必ず確認しましょう。今後さらにリフォームする予定などがあるならば別ですが、そうでない場合収納スペースを新たに作り出すのは非常に難しいです。特に、家族が多ければ多いほど、収納スペースはたくさん必要になります。どれくらいの人数で住むのかを考えながら収納スペースを確認すると良いでしょう。

クロスや壁の状態

中古住宅の場合、クロスなどを張り替えている場合もありますが、そのままの状態で汚れてしまっているものもあります。しっかりときれいな状態になっているかどうかを確認してください。

キッチン

次はキッチンです。キッチンにこだわりを持っている方も多いです。そのような方は、特に自分のイメージとマッチするか、広さやシンクの大きさなど自分のイメージとマッチするかどうかを確認してください。

風呂、トイレ

お風呂やトイレといった水回りもしっかりと確認しましょう。きれいな状態かどうかももちろんですが、広さや家のどこに配置されているのかも確認しましょう。お風呂があまり玄関に近いのが気になるという人もいるでしょう。

次は床の状態です。床は、張り替えられている場合もありますが、めくれ上がった状態で放置されている場合もあります。見た目も悪いですし、単純に危険でもあるのでそういった物件はやめましょう。

間取り

間取りについては、まずはみなさんの理想としている間取りを探しましょう。しかし注意したいのは、理想の間取りであっても実際に見てみるとイメージと異なる場合があることです。例えば、1DKであっても、一部屋が4畳のように狭い場合もあります。4畳ですと、ベッドを置いたら手一杯になってしまいます。思ったより狭くなってしまうと、何をするにも不便です。しっかりと確認する必要があるでしょう。

外側のチェックポイント

次は、中古住宅の外側のチェックポイントです。

外壁の状態

まずは自宅の外壁の状態を確認しましょう。販売するにあたり、外壁をきれいに掃除してある場合もありますが、汚いまま放置されていることもあります。そのような管理が行き届いていない物件はおすすめできません。

周辺の家との距離、どんな人が住んでいるか

自宅を購入するということは、ほとんどの方がその地域に一生住むということでしょう。そのような場合、周りにどのような人が住んでいるのかというのも大事です。大学生などが多く住んでいる地域だと、夜遅くまでうるさいこともあります。そういった近所の環境などもしっかり確認しておくと良いでしょう。

周辺設備

自宅の周りにどのようなものがあるのかも確認しなければなりません。お子さんがいる家庭でしたら、学校が近い方がいいですし、病院などもあるとうれしいでしょう。どれくらいの距離なのか、実際に歩いて確かめてみることをおすすめします。

住宅設備のチェックポイント

次は、住宅設備のチェックポイントです。

給湯器

給湯器は、なるべく最新のものであることが好ましいです。もし古い型のものであるならば、新しく付け替えてもらえるかどうか確認してみてください。

インターネット回線

インターネットを利用する人は多いです。その上で、インターネット回線がどうなっているのかも確認する必要があるでしょう。光回線がきているのか、もしくはケーブルTVから回線を引かなくてはならないのかなどによって、インターネットの速度は大きく変わってしまいます。

電気やガス

最後は電気やガスです。オール電化を取り入れている中古住宅も少なくありません。また、プロパンガスは料金が高く、都市ガスだと安いといった特徴もあります。事前にチェックしておきましょう。

以上のような項目をしっかりチェックしておけば、中古住宅であっても安心して住むことができます。一生の買い物だからこそ、手を抜くことなく細部までこだわりましょう。

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